2016.02.19-21 文化庁メディア芸術祭「The Medium as Somatic Impulse 身体的衝動としてのメディウム」

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文化庁海外メディア芸術祭等参加事業 企画展
「The Medium as Somatic Impulse 〜身体的衝動としてのメディウム〜」
会場:Sitara Studio、Edward Cinema(インド・ムンバイ)
会期:2016年2月19日(金)〜2月21日(日)
http://jmaf-promote.jp/17.html

galcid+齋藤久師
galcid+齋藤久師+ドラびでお

2月19日から21日まで、インド・ムンバイにて行なわれるEYEMYTH(アイミス)メディアアーツ・フェスティバルに文化庁メディア芸術祭企画展「The Medium as Somatic Impulse 身体的衝動としてのメディウム」を開催します。インターネット配信番組DOMMUNE主宰や現在美術家などマルチに活躍する宇川直宏氏がキュレーションを行い、テクノロジーやサウンドを扱ったパフォーマンスや作品などを通じて人間の身体が持ち合わせる潜在的な力について再考します。

主催:文化庁
共催:Unbox Festival/EyeMyth Festival
協力:TodaysArt
企画ディレクター:宇川直宏(現在美術家/京都造形芸術大学教授/DOMMUNE主宰)
事業アドバイザー:毛利嘉孝(東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科准教授/社会学)

———-参加アーティスト———-

■Chapter1/The Medium as Somatic Impluse — Performance

テクノロジーの進化とともに発展を遂げるメディアアートの提議自体、本来、脱領域的であるが、第一章では、クリエイティヴの根源としての身体的衝動と、現代テクノロジーの蜜月をライヴパフォーマンスとして展開する。
galcid+ドラびでお+齋藤 久師(モジュラーシンセ+レーザーによるライブ)
内橋 和久 (ダクソフォンによるライブ)

■Chapter2/The Medium as Somatic Impluse — Installation

第二章は、著しく進化を遂げるプロトタイピング技術やセンシングなどのクリシェだけに回収されない、ポスト・ヒューマンインターフェイスとも言うべき、インスタレーションを展開する。身体と外界との相互作用、テクノロジーと身体、日常生活空間の再定義などをテーマとして展示する。
『neural portraits』真鍋 大度(2014/デジタルフォト)
『ein Wald von Daxophone ―ダクソフォンの森』内橋 和久
(2014/インスタレーション/第18回アート部門審査委員会推薦作品)

■Chapter3/The Medium as Somatic Impluse — Gadget

CADや3Dプリンターを駆使したプロトタイピング技術による、今世紀的“ソーシャルもの作り主義”=メイカーズムーブメント。「第三の産業革命」といわれるこの潮流を、本展のテーマである「The Medium as Somatic Impulse」の概念で解析した、真のオルタナティヴ・フューチャーを第三章では紹介する。
『handiii』近藤 玄大/山浦 博志/小西 哲哉
(2014/ガジェット/第18回エンターテインメント部門優秀賞)

■Chapter4/The Medium as Somatic Impulse—Short film OVERSEAS

第18回アート部門・エンターテインメント部門の受賞作品等のうち、作品の根幹を成すコンセプトが、時間/場所/身体の三要素で構成されたショートフィルムのみを世界中から厳選。2014年のショートフィルムの動向を「身体的衝動としてのメディウム」のテーマで切り取る。
『Kintsugi』APOTROPIA(Antonella MIGNONE/Cristiano PANEPUCCIA)[イタリア]エンターテインメント部門優秀賞
『The Mute』Hilla BEN ARI[イスラエル]アート部門審査委員会推薦作品
『KAWURAS』Hendrik LACKUS/Lars SICHAU/Andreas MEVES[ドイツ]エンターテインメント部門審査委員会推薦作品
『FAINT』Natalie PLASKURA [ドイツ]エンターテインメント部門審査委員会推薦作品
『WE ARE OUTSIDE PLAYING IN THE GARDEN』Friederike HOPPE[ドイツ]エンターテインメント部門審査委員会推薦作品

■Chapter5/The Medium as Somatic Impulse—Drawing Animations 2014

アニメーションは、その語源が、ラテン語の「anima」=「霊魂」であるように、生命のない画像に命を与えて動かすことを意味するが、第五章は、表現の初期衝動としてのドローイング・アニメーションの最前衛を、エンターテインメントとアート、そしてアニメーション部門を横断しながら特集する。

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